こちらでは、BitCometの動作が遅い場合の対処法についてご紹介します。
BitCometの動作が遅くなる主な原因は、ネットワークの通信速度の低下などです。順にご紹介していきます。
プロバイダを選ぶ
インターネットサービスのプロバイダ(ISPとも)によっては、BitTorrentの利用を制限している場合もあります。そうした制限の理由としては、高額なアップロード帯域を潤沢に確保することが難しい場合もあるといったことが挙げられます。
コチラのISPおすすめランクから、プロバイダごとの評価をご参考いただけます。
最適なプロバイダを選ぶのは難しいケースも多いですが、BitTorrentの使用に向かないプロバイダ情報を得る上では上記リンクはありがたいものです。
トレントファイルを選ぶ
トレントでは、ファイル配布を行う人(シーダ及びリーチャ)が少ないと、ダウンロード速度は出にくくなります。これらのうち、特にシーダ数が多い方がダウンロード速度が上がるという傾向があります。下図の水色で囲まれた箇所をご参考に、シーダ数をご確認いただけます。
有線LANで接続する
無線LANやWi-Fiでは、以下のものが原因で通信速度が上がらない場合があります。
- 姿見やドレッサーなどの大きな鏡
- あたため中の電子レンジ
- Bluetooth
- ルーターとパソコンとの間の高低差
これらによる速度低下を防ぐ意味でも、有線LANで接続すれば通信速度が安定する場合は多いようです。
多量のダウンロードを避ける
多数のトレントファイルによるダウンロードを継続的に行うと、インターネットサービスのプロバイダから帯域制限を受けることがあります。こうしたことを避けるために、必要なトレントファイルのみに絞って使用する、ということも大切かもしれません。